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京都・花園キリスト教会

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ディズニーイースターに関する見解(公開質問状後の最初のイースターにあたって)

現在、キリスト教歴では受難節(四旬節)に入っています。

今年のイースター(復活祭)は4月5日(日)となります。


キリスト教会にとって、このイースターはクリスマスよりも重要な祝祭です。

イエス・キリストが死の淵より復活した日という、人間の常識では考えられない、

キリスト教徒にとっては信仰の告白をより確認し、主に感謝するときでもあります。

近年では日本においても、イースターが商業的なところから広がりつつあります。


そのような関連の中で、昨年ディズニーを運営しているオリエンタルランドに「ディズニー・イースター」についての公開質問状を提出させていただき、担当者の方々が当教会に来会され、会談する機会が与えられました。

ディズニー・イースターに関する記事はこちら

それらの出来事の次の年のイースター。

今年はディズニーシーでもイースターイベントを開催されるようです。

ともあれ、このイースターはこの花園教会の歴史においても大きな意味を持ちます

数年前、数十年・花園教会で奉仕されてきた方が末期の肝臓がんのため、受難週の受苦日(聖金曜日)に天へと召されました。


牧師は当時、震災支援のために東北に行っており、その一報を被災地で聞きました。

被災地のため、そして牧師の被災地支援のためにも懸命に祈りをもって支えてくださった方で、また当教会の他の信徒の方々の信望の厚い方であり、大変信仰深い方でした。

そのような方が主イエスが十字架上で死なれた受苦日に亡くなるというのは教会にとっても大きな衝撃でした。

また昨年の受苦日には、花園教会の聖パウロ館(集会所:今では痛みを負った子ども達の憩いの場ともなっている施設の建築に尽力を尽くされ、

教会を支えてこられた方がご自宅の玄関で吐血し倒れられ、牧師が担いで病院へと運んだという出来事もありました。


この方もがんでした。病名は「胃がん」それも胃の全摘手術を受けるほどでした。

癌の告知を受けた際には普通であれば、死の宣告を受けたように絶望してしまうのではないかと思うのですが、

しかし、この方もそんな癌の告知を受けても、
「私も主イエスのように希望をもってイースター(復活祭)を迎えたい」

とおっしゃられたのを強く覚えています。


以上のように花園教会にとって、このイースターはより信仰的な想いを与えられるのです。


昨年、オリエンタルランドよりイベントの責任の方々が来られ、これらの話もさせていただきました。

大変親身になって聞いてくださいました。


この公開質問状の出来事は、ツイッターやフェイスブックなどで多くの方々の目に留まり、大きな事柄として取り上げられました。

その観点から今年のディズニーイースターに対して注目された方々も少なからずおられると推察いたします。


花園教会として見解としましては、以前書かせていただいた通り、全ての事柄をお任せするという見解に変わりはありません

担当者の方々と色々とお話しさせていただく中で、これだけ親身になって自分の事のように聞いてくださり、そしてわざわざ京都まで来てくださった方々であるのだから

花園教会としては

「ディズニーというのは世界的に大変大きな組織で、そんな簡単に変わる事は難しい。

しかし、この小さい共同体の声・声なき声を聴きに来てくださったのだから、

あとはすべてをオリエンタルランド・ディズニーにお任せし、どれだけ年月がかかったとしてもその推移を見守っていきたい」


と思っております。


これからのオリエンタルランド・そしてディズニーの働きが益々祝されるようお祈りいたします。
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