こども支援・SDGs・花園教会水族館のあるキリスト教会
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讃美歌452番「正しく清くあらまし」(21-520番)は1906年に早稲田大学の英語教師で東京YMCAの早稲田鶴巻町寮に寄宿していた23歳のハワード・アーノルド・ウォルターが寮生との生活(毎朝6時に祈祷会に出席、日曜の夜は聖書研究会の学びを通し自身の人格的成長と日本の発展のために生きる生活)の中から舎生の高い志に感動しお母さんに送った詩が全米でヒットし讃美歌になったと聞いた。
1892(明25)年から東京YMCAは寄宿舎の運営を行ってきたが財政困難で鶴巻町寮も2年で廃舎となってしまった。
この詩に感動し学生寮の建設こそが日本の青年を育成支援することと確信したジョン・R・モット(ノーベル平和賞受賞)は1907年金貨5万ドルを持って学生寮建築のため来日。
都市Yだけでなく全国の旧制高校・大学にも寮を建設する。
ウォルターは帰国後、牧師となりインドに渡り風土病のため35歳の生涯を閉じる。
「さらに未開の地の青年の友となりたい。正しく清く生きたい。愛の人、全たき(完全な)人になりたい。」
と東京YMCAの学舎での誓いから新たな(更に素敵な自分に向かって行く)人生が開けていった。
YMCAは限りない成長を求めていく同志集団でもある。戦後、早稲田鶴巻町寮をルーツとする山手学舎が建てられ、この11月1日に60周年記念感謝会が行われる。
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