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第61回京都大学YMCA地塩寮聖書研究会「復讐してはならない」愛による抵抗

2016年も1月が半分過ぎようとしていますが、芸能界がとっても慌ただしいですね。

ともあれ昨日は、5年を過ぎ6年目に突入した聖研でした。

今回の出席者の中には成人した3人が参加し、成人式の話で盛り上がりました。


私の成人式は、ちょうどインフルエンザにかかってしまい寝込んでいました。

そこに鹿児島の友人から「来ないの?」と電話がかかりとインフルの為に東京にいたことなどを話した悲しい記憶を紹介。

そのあとは、今年一年の抱負を語り合いました。

この2016年がそれぞれの学生にとってよき年となりますように。


さて本題。今回の聖書箇所はマタイ5章38ー48節

『復讐してはならない』

有名な箇所ですよね。

そこから

親子ケンカの話に発展し、親子喧嘩をする人・しない人に分かれました。
 
 ―親は自分のスポンサーだからケンカするメリットがないなど、なかなか新鮮な話ばかりでしたね。

さて、ここの聖書箇所ですがよく私たちが読むと受け身として読んでしまいます。

【右のほほを打たれたら左のほほも差し出しなさい。】という箇所は最たるもので、

抵抗してはならない的な思いを抱いてしまいます。

しかしここで注目する点は決して「怒ってはならない」と書いていない点です。

右の頬を打たれたとき、左の頬を差し出す、これはとても勇気のいる行為です。

これはガンジーの非暴力主義に通じるものがあります。

ガンジーは聖書に多大なる影響を受けました。そこから彼が提唱したのは非暴力という抵抗運動です。

私たちは無抵抗主義者ではなく、抵抗はします。

でもそれを暴力に訴えないというのが大切な点だと思います。


しかし世界は暴力に訴えていく。

私たちに必要なのは暴力を止めるための暴力ではなく、暴力を止めるための愛だと思うのです。

その暴力を止める愛の一例として、昨年の黒人差別主義者の教会での銃乱射事件です。

この差別主義者は全米で暴動を拡大させるために銃を乱射(ヘイトクライム)しました。

しかし、牧師を殺された遺族らの「容疑者を赦す」という言葉で、暴動は起こりませんでした。

まさに暴力に対して暴力で訴えない「愛」によって抵抗した事例ではないでしょうか。


乱射事件のあった黒人教会(ヤフーニュースより)

これはとても難しい事ですが、しかし難しいからこそ祈り求めていきたい、そう思うのです。


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