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明日はなん日?  -母の日の起源とは?- 

明日は何の日が皆さんは知っていますか。

そう母の日です。

日本でももう定番になっている行事ですよね。

テレビでもショッピングモールでも母の日に贈り物をしましょう!という言葉が掲げられています。

今ではひとつのビジネスになってしまっていますが、皆さんはもこの母の日の本当の事柄を知っていますか?

そして母の日ってどこから生まれたの?と聞かれたとしたら皆さんは答えられますか。

これ実はお花屋さんも知らなかったりするんです。

ですから是非皆さんが教えてあげてほしいんです。

この母の日のエピソードはまさにイエス・キリストの御言葉、神さまの愛が目に見える形で与えられたことがら、つまり証と言えるのです。

そう、この母の日が生まれたのは、主イエス・キリストの愛を通して、他者へのそして両親への愛へと注がれた具体的な形なのです。

1907年・娘アンナが白いカーネーションを母の墓前に捧げ、教会に母親の偲ぶ記念会を行ったことがきっかけであり、母親を敬う祝日の制定に向けて活動を開始したのでした。

アンナの母アン・ジャービスは、11人兄弟の中で産まれ育ちました。

しかし当時のウエストヴァージニア州は医療水準も低く、その中で成人したのはアンさんを含めて4人だけでした。そのような環境で育ったアンは、クリスチャンとして教会での祈りは常に欠かさず、地域の医療・衛生環境を改善しようと、「Mothers Day Work Club」というボランティア団体を作って、他者・隣人のために働く医療補助活動を続けていたのです。

そんなときにアメリカ史上初の内戦・南北戦争が起こります。

死者が60万人以上で、第二世界大戦のアメリカ軍の死者が41万にであることを考えると大変な内戦でした。

アンは、そのときに北軍も南軍も関係なく、全ての兵士たちに助けの手を差し出し治療に当たりました。

戦後、アンは教会で日曜学校で教師として聖書を教え、そして亡くなります。

そんなアンの他者への愛に生きた人生を見ていた娘アンナは、母に感謝する、母の日を作るために動きます。

その母を想う娘アンナの姿に感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、1908年5月10日に教会で470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝いました。

アンナは参加者全員に、母親が好きであった白いカーネーションを手渡し、このことから、白いカーネーションが母の日のシンボルとなったのです。

アンナ・ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案しました。

1914年に「母の日」はアメリカの記念日になり、5月の第2日曜日と定められ、日本でもこれが伝わり、今の日本での母の日となっていったのです。

そう実はこの母の日は教会から、いえ神さまの愛を貧しい人・より苦しい人に届けようとする隣人愛・他者を愛する事から始まった出来事なんです。

皆さんは知っていましたか?

そう、私たちにとってこの母の日というのは、イエスさまの愛に生き、そしてその愛を自分だけではなく、他者に伝え、愛した人のまさに証の日なんですね。

皆さんも神さまから愛を受け取っています。ですから今日は神さまからもらっている愛を今度は自分の親にも事だけでもいい「いつもありがとう」と伝えてみてください。


必ずその愛は他者に届いていくのですから。
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