京都・花園キリスト教会
こども支援・SDGs・花園教会水族館のあるキリスト教会
災害支援活動
花園教会水族館
花園ジョイフル子ども会
花園Youtube
★水族館イベント情報★
聖書研究会‐
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
見る
ツイート
http://kyotohana.blog.shinobi.jp
[PR]
2025/06/05 (Thu)
▲TOP
教会学校からジョイフルクラブへ -挫折からの出発-9年間の軌跡 【教育から共育へ】
花園教会では今から9年前に教会学校という名称から「ジョイフルクラブ」という名称に変更しました。
それまで教会学校に来ていた子ども達が小学校から中学、中学から高校にそれぞれ進学したことによって
教会学校に足を運ぶ事がほとんどなくなり
、
一時期は開店休業状態で、子ども達が教会に来ることがなくなったことが大きなきっかけ
です。
なぜ教会に子ども達が来なくなってしまったのか?
教師みんなであらゆる問題点を話し合いました。
・名称が「学校」という事もあって、学校の延長線と考えられてしまい楽しい雰囲気が伝わっていない。
・部活などで来れない。
・学校周辺でトラクトを配ることができなくなった。
などがあげつつ、そのような中で私たちにどんな働きができるのだろうかと話し合い続けました。
しかし、すぐには結論が得られないまま歯がゆい思いをもちつつ時は過ぎていきます。
そんな中、新生児を連れた親子連れが教会に来られた事をきっかけに
・
教会学校の「教育」から「共育」へとプログラムを変更
する事を決め、
それまでの教会学校プログラムを一新。
それまでの
礼拝形式のプログラムから、絵本の読み聞かせ・リトミック体操などを中心にみ言葉を伝えていくプログラム
に変えていきました。
教師対象の絵本の読み聞かせ・リトミックの実践講座・勉強会を毎月実施。
しかし初めての事なので、
最初は悪戦苦闘しました
。
すでに図書館・NPOや児童館でも絵本の読み聞かせなどは行っていましたし、それらのクオリティからみると断然、質は低いものでした。
ですから、ポスターを見て期待して来られた
初めての親子連れをがっかりさせてしまいそれっきり
という事もしばしば。
しかし、そんな中でも
毎週子どもが1〜2名であっても、子どもが与えられている自体に感謝しつつ必ずときは与えられると信じ
、やり続けました。
それから3年後、共育プログラムも地に足がついてきたとき、
『発達障害』という問題と闘っておられる人たち
がいる事を私たちは知られます。
今では『発達障害』というのは認知されてきていますが当時はほとんどの方が知らなかった時代で、
発達障害は親の教育が悪いという認識が今よりも濃いとき
でした。
そのような状況があることを知らされたジョイフルクラブはその問題に取り組み、
ジョイフルクラブの根本概念として「闘っている子ども・苦しんでいる子ども・悲しんでいる子ども達と共に生きる」
という事を掲げました。
そしてその際に、
朝9時から始めていた時間帯を変更し、子ども達が集まりやすい現在のお昼の1時10分〜に変更
しました。
丁度、花園教会に発達障害を専門にされたお医者さんがおられ、その方を講師としたり、教師だけでも
勉強会
を開くなど毎月行い、2年間行いました。
その間に、教会にそのような子ども達が与えられ、私たちにとっても
理論と実践の場
となりました。
そして少しずつ少しずつ様々な家庭環境・状況の子どもが1人また1人と徐々に増えていきました。
そんな中で子ども達の成長を間近で見ているとき、思わされたのは
【子どもも大変な状況で、遊び方を大人たちから教わる機会がない】
という事実です。
そこで、京都という地域性を生かして、日頃触れる事のない自然と触れ合う機会をジョイフルクラブで作ろうと、
里山でザリガニ釣りや川遊び、水槽展示
もこれがきっかけです。
そして交わりの機会を持つためにBBQ、テレビゲーム、スポーツ
も加えていき、
今の形が出来上がっていったのです。
ここまで来るまでに、
教師をはじめ、教会員、多くの方々の祈りと尊い奉仕があったから
ここまで来れたというのがこれを読んでいただいた方にもご理解いただけると思います。
しかし、まだまだこれからです。
子ども達が増えてきたことは大変うれしいですが、それと同時に
子どもと触れ合い・子どもの想いを共有してくれる若い教師が一人でも多く与えられるよう
にというのが今の祈りの課題です。
これからもジョイフルクラブの応援をよろしくお願いします。
最近のジョイフルクラブでは
子ども同士の共感力
を培うために、
「先週、自分が頑張った事、よかった事」
を一人一人披露する時間を設けています。
悪いことは何もしなくても自然と記憶に残りますが、楽しいこと・良かった事は考えないと記憶として理解されないという事が心理学でいわれているようです。
最初は、やる気のなかった子ども達も、自分の頑張った、自慢できる事をこの場で披露する事が楽しくなってきたようです。
この子は、自分の作った絵本を披露してくれました。
PR
見る
ツイート
http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/876/
教会学校からジョイフルクラブへ -挫折からの出発-9年間の軌跡 【教育から共育へ】
2015/02/23 (Mon)
花園ジョイフル子ども会
Comment(0)
▲TOP
COMMENT
Name
Title
Mail
URL
Color
Black
LimeGreen
SeaGreen
Teal
DarkSlateBlue
DeepPink
FireBrick
Tomato
DarkOrange
SlateGray
DimGray
Emoji
Comment
Pass
コメント編集用パスワード
管理人のみ閲覧
<<ディズニーイースターに関する見解(公開質問状後の最初のイースターにあたって)
|
HOME
|
アパルトヘイト問題を取り上げたラジオ番組に対する意見書を提出しました。>>
【最新記事】
野外水槽再開クラファンスタート!!
(08/21)
10周年イベント開催です!!
(02/01)
クリスマスのお知らせ
(11/27)
難民支援が食べる事でできます!
(11/14)
クラウドファンディング企画「花園教会水族館は今年で10周年!!記念イベント開催へ!」
(05/25)
ウクライナのために平和の祈りをお願いします。
(02/28)
食レポ:バカリウスヤレリー
(02/02)
花園教会水族館が協力している「アニマルコネクト」が毎日新聞に掲載されました!
(12/02)
イースターおめでとうございます!
(04/05)
震災から10年を受け継いでいく
(03/14)
―カテゴリ―
花園教会水族館(381)
寄付(10)
動物・熱帯魚図鑑(40)
淡水魚水族館体験記(11)
花園ジョイフル子ども会(313)
青年の輪【国際交流・京大聖書研究会etc..】(137)
イベント情報♪(254)
【八重と新島襄】研究(17)
京都ミステリー(20)
黙想会(53)
礼拝音楽と花アレンジ(30)
あなたへのメッセージ集(64)
花園教会の出来事(220)
花園教会紹介(15)
支援活動【被災地・国際協力】(158)
花園教会ってどんなとこ?
主日礼拝:毎週日曜日
10:30~12:00
【リンク閉じる】
●花園教会公式HP
●激震!牧師が内戦&ゲリラを訪れて
篠澤牧師執筆:携帯ノンフィクション小説
【花園教会リンク】
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
05
2025/06
07
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
礼拝メッセージ集はこちら
絶望のあるところには希望を
Copyright © -- 京都・花園キリスト教会 -- All Rights Reserved
Designed by
CriCri
/ Powered by [PR]
/
忍者ブログ
[PR]
アクセスカウンター
COMMENT