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京都・花園キリスト教会

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阪神淡路大震災を想う

今週の黙想会は、阪神淡路大震災から18年という事で、

犠牲者・そして被災された人々に想いをはせつつ、祈りを捧げました。


私は当時、鹿児島に住んでいた為、全くの他人事としてテレビから流れてくる震災の様子を眺めていました。

しかし、それから2・3か月が過ぎたとき、父が突然、

「今度の震災は、とても重要な出来事だ! だから自分の目で確かめて来なさい!」

と、言いだしました。


私と姉と二人で早速、鹿児島から関空に入り、関空から船に乗って六甲アイランドに到着し、バスに乗って移動し

初めて、被災地というものの風景を目の当たりにしたのでした。

倒壊したビルが目の前に合ったり、炊き出しに並ぶ人々の列がそこにはありました。

当時、私は中学生。

私は何もできないまま、ただそこを通り過ぎる事しかできず、「申し訳ない・ごめんなさい」という気持ちを持ちながら歩いたのを覚えています。

あれから16年後、

東日本大震災が起こりました。


私が震災復興に力がそそげたのは、当時神戸の震災で味わった自分の無力さを知り、

「でもいつか、同じような事が日本であったら自分にできる事はしていきたい」という想いが、心の底にあったからでした。

今は自分の震災支援の経験を、次の世代である若い力に託そうとしています。

でも私のやっている事は、とても小さい事。


けれども、どんなものでもほんの小さい想いでも持ち続ければ、必ずそれが生かされるときが来る。

ですから持ち続けたい、、、そう思うのです。

そしてこれは人を想い、祈る事も同じ。

聖書に

喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。 (ローマの信徒への手紙12:15 )

とあるように、これからも祈り続けたい、そう思います。


貴方も共に黙想を通して祈りませんか?



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