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ミャンマーとタイの国境で働く女医

以前、ここでアフガニスタンの記事を載せましたが、

【アフガニスタンの記事は
こちら から】

今回はタイのミャンマーの国境近くの難民診療所で働いておられる女医シンシア・マウンのお話を
聞く機会があったので、そのときのお話を今回は載せたいと思います。

ちなみにこのシンシア・マウン氏は本にもなっているので良かったら一読しては?

http://amzn.to/bfhmdp
 ←こちらにリンクを貼っておきます。

それでは本題。。

●シンシア・マウン氏
(タイ・メータオ クリニック医師)

●ミャンマー(以下、ビルマと呼称)の状況 【より詳しいビルマについては
こちら(ウィキペディア)】

・ビルマの人口の3分の1が少数民族

その少数民族が住むところでは内戦が続いており、またそれと同時に、政府の開発プロジェクトが少数民族の土地で進み、少数民族は自分の土地を追われ、住むところを失っている。

であるから、ビルマ人はタイに移住しようとする。

しかし、移住するための身分証明書が国から発行されないため国内難民となってしまっている。

そのため、治療も受けることができない。

特に、タイとの国境ではビルマ人への人権侵害が深刻。そこではHIVも深刻。

シンシア・マウン氏と団体は、そのような難民の為に、医療用具をバッグに入れ、国内難民がいるジャングル(政府に見つからないように難民はジャングルに隠れている)を歩き、薬を提供している。

ビルマでは、
<乳児死亡率が高い>
銃弾で亡くなる人2% 下痢など70% アフリカのコンゴと変わらない

<妊婦死亡率が高い>
10万人中1000人が死亡。お隣のタイでは12人  これはソマリアと変わらない。
なぜなら、ジャングルで子どもを産むため、適切な治療が受けられず死亡リスクが高くなる。

<死亡原因>
マラリヤ、下痢、肺炎
※ここからも保健の必要性がわかる。

これらの症状は、適切な治療、薬があれば防げるのである。

また国内難民のコミュニティーでは、慢性的に人権侵害が行なわれている。


<解決のために>
国に健康保険のための法整備が必要である。独裁ではなく、法治国家の支配を大きくならなければならない。

----------

-私のコメント- 
難民という言葉はよく耳にしたが、このような状況に追い込まれているということは全然知らなかった。

死亡の原因が銃弾ではなく、下痢などで亡くなると言うことを聞いて驚いた。

自分が難民という言葉の意味を本当に何も知らない事を改めて知った瞬間だった。
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