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アフガニスタンの状態

以前、社会貢献に関するレポートを書かせていただきましたが、

詳しくはこちら⇒
社会貢献課題レポート①:『透明性はどこに向けるのか』 一考察


その中でアフガニスタンを例に出しました。

今回はそのアフガニスタンで活躍されているシャキーラ・サボー氏
アフガニスタン女性革命協会)のお話を聞く機会が何年か前にあり、そのときに話されていたアフガニスタンの状況を今日は紹介しようと思います。


アフガニスタンの現状はニュースでも取り上げられ、お世辞にも治安が良くなったとは言えないばかりか状況は悪化の一途をたどっています


話を聞いたときの状況よりも現在はさらに悪化しているかもしれない。。。

以下は、そのときのお話
-------------------------
現在のアフガニスタンには、民主主義がない。残念なことだが、女性蔑視の政権がまたできたとしか言いようがない。

カルザイ政権は、軍閥を政府に召集しており、民主主義はできていない。民主主義もしらない軍閥が現在の政権である。

2005年現在、選挙があり、タリバン30議席、カブールで残虐を起こしている北部同盟が35席を獲得。
女性蔑視の議員が多い。

国連の団体、メディアの情報は、アフガニスタンには自由があると言っているが、それは真実を語っていない。

女性は現在、教育も受け容れられていない。

カブールは多国籍軍が包囲しているが、安全が完全に確保されていない。

なぜなら、強姦、殺害、爆弾事件、銃撃事件などの脅威にさらされているから。

アフガニスタンでは子どもが犠牲になる。子どもが強姦(レイプ)され、殺される場合もある。

そしてその犯人は政府の軍閥なのだ。

また強姦にあった子どもは、恥をかかされたという事で、焼身自殺をする状況にある。道を通るだけで危険なのだ。

またアフガニスタンでは多くの人々が飢餓などで死んでいる。

アフガニスタンの大きな収入源はケシの栽培(アヘン)である。

世界の70%以上アフガニスタンで作られている

公には禁止されているものの、薬物取引を大臣によって行なわれているのが実情である。

<支援金・支援物資の扱いの問題点>

国内では何千のNGOが毎日できている。

しかしそれはお金のためであり、そのほとんどが私的に使われ使途不明金となり、すべて消えてしまっている。
支援金・支援物資が、保健のため、教育、子どものためにほとんど使われていない。

<解決のためには>
・NGOなどの機関など一から再建しなければならない。法整備など。

・アフガニスタンにいる原理主義者の武装解除を行なう必要がある。

・アフガニスタンで何が行なわれているのかを国際社会に対して訴えていく必要があり、現実を知ってもらいたい。
それが出来るのは、

平和を愛する人々なのである平和を知っている人こそが、本当の自由を知っており、また自由を愛している

平和を知っている人が自由・平和をつくる力をもっている。

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<このお話で感じた事>

新しい戦争・紛争があればマスコミはそちらをクローズアップする。
その意味で、アフガニスタンもイラクもは忘れられた存在になってはいないだろうか。

けれども、アフガニスタンの状況は良くなっていないというのが事実。

子どもが犠牲になっている状況はとても辛い。

またその犯人も政府関係者というのはなんともコメントしがたいものがある。

とても印象に残ったことはやはり、最後の平和を知っている人こそが、本当に自由を知っており、平和をつくる力があるという言葉であった。

日本人にも何か出来ることがあるのではないだろうか。
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