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京都・花園キリスト教会

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大阪・西成、釜ヶ崎にて

昨日は、大阪・西成、釜ヶ崎で

緊急に子どもが一人ぼっちになったら
親の暴力にあったら
家がいやになったら
親子で泊まるところがなかったら

と緊急避難場所、児童擁護の場、、子どもの交流となっている【こどもの里】を訪問させていただきました。


P1110984.JPG







今回訪問が可能となったのは、カトリック大阪教区の司教さんとの関りのおかげです。

本当に出会いは大切だなと思わされます。

釜ヶ崎は、日雇い労働者が集まる地区です。

私も大学生時代、ホームレスの支援活動をしていた事もあり、またこの「こどもの里」の子ども達が【夜回りパトロール】と言って、

路上生活者のためにおにぎりを握り、彼らに手渡しそして話す機会をすでに20年以上行われるという事を聞き、

この原動力はどこから来るのかを知りたくて、今回「こどもの里」を訪問させていただき、


そして館長である荘保共子さんにお話しをお伺いすることができました。

302a1f12.JPG








ここでの活動は朝日新聞や毎日新聞でも紹介されています。


お話の内容は順をおってこのブログにて紹介させてもらおうと思っています。


(ブログで書く事が多くて・・・嬉しい悲鳴です)

ちなみにまず釜ヶ崎を訪れて感じた事は、自転車の多さ。

これは他ではあまり見れないと思います。

P1110988.JPG







また一番目に飛び込んできたのは、こどもの里の目の前にある警察署でした。

この警察の建物はまさに要塞でした。

P1110986.JPG








監視カメラが15台以上、設置されており暴動が起こらないか監視しているとの事でしたが、

ここは異様な光景です。

P1110985.JPG










ここの警察署は地元では国家権力を要したヤクザだと皆がそう言っているそうです。


ここの警察署はまさに、いざこざを抑える事のみに特化した警察で、田舎のようなおまわりさんのようなそんな生易しいものではないそうです。

「以前も、この警察署の前で路上生活者が亡くなったんですが、救急車も応急処置も行わなかったんです。

目の前で人が死んだのに。。

子ども達がこの名も知れず亡くなった方に対して警察署の前で献花しようとしたら絶対拒否されてしまった」

とのエピソードを聞きました。

この釜ヶ崎と呼ばれる小さな地域では、2.5日に1人がなくなっている現状があります。

また、何かこの釜ヶ崎で起こった事件は、450発令と呼ばれ、機動隊などが出動するそうです。

これは450で『ヨ・ゴ・レ』という意味。

ここは私の想像をはるかに凌ぎ差別の連鎖がありました。


この西成警察の状況をテレビクルー(故 筑紫さんのニュース23で)が一度取材した事があったのですが、
直前に放映は中止。

上からの圧力が掛かったとの事。


ちなみに、この西成警察署の幹部は出世するそうです。
まさに暴動を抑える事が評価のそして実績だから。。。


一番大切なのはなぜ暴動に発展するのか、元凶をつむことが重要であるはずなのに、、、私はとても社会の矛盾を知らされました。


経済と社会のバランスは本当に重要だと再認識させられました。。

またそのためには、差別・偏見をなくすための草の根、底辺からの活動が重要であることも知りました。


今の社会は、経済が成長した所に偏見や差別が大きくなってしまっている。

けれども経済が成長しても人を助ける社会にしていきたい・・そう本当に心からそう思いました。

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