大学院で教授と話していると、このクーへの話題で話が盛り上がりました。
現地では食用らしいですが、現地でもあんまり取れないので高級魚として扱われているとのこと。
そんな魚が花園教会水族館にはいます。
アフリカ・タンガニーカ湖に住むシクリッド最大級の魚にして、現地では食用魚ともなっている魚。
味は、淡白で美味しいとの事。
マウスブリーディングをする魚でもある。
つまり、口の中で稚魚を育てるんですね。
タンガニーカ湖には、大地溝帯、つまり大地の裂け目に水が溜まってできた湖なので、隠れるような場所があまりないため、稚魚は外敵に襲われやすいのです。
ですので子孫を残すために魚自身で考案したのが、この口の中で稚魚を育てるという方法なのです。
この方法は無敵に思われがちですが、
実はこの方法を逆手に自分の卵をマウスブリーディングをする魚の卵に植えつけて、
口の中で稚魚がかえったらそれを食べつくして成長するカッコウの「托卵」のようなナマズも存在します。
タンガニーカ湖の魚は生態学者にとってもとても魅力的な湖です
ともあれこのクーへはとても気が荒い魚と言われているが、混泳している魚がもっと気が荒いのでここでは大人しい魚に見えてしまう。
オレンジ色の体色が綺麗な魚。
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http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/1015/熱帯魚図鑑48 クーへ ("Kuhe” [Boulengerochromis microlepis])アフリカ最大級シクリッド
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