現在、関東・東北地方で大雨により避難勧告が出されています。
それに該当する地域では、テレビ・インターネット、ツイッター、Facebook・ラジオなどで情報を得て、自分で状況判断して自分で動いてください。
そして何より大事なのは
【自分の家は大丈夫という思いを捨てる事】
これは東日本大震災や宇治の大水害などの災害現場で支援活動をして感じた一番の事柄です。
ただ、夜間の外出は、側溝などの蓋が開いている可能性もあり、危険が伴いますので十分吟味したうえでご判断ください。
大雨の場合、小さい小川でも氾濫したら大変な被害となります。川沿いでなくても、山間の小川の近くに住んでおられる場合は、警戒してください。
【参考資料】京都・宇治大水害のときの災害ボランティアに参加した際の山間部での水害被害リポートの詳細が載っています。
⇒http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/603/
また、栃木:小山市などすでに社会福祉協議会より災害ボランティアの要請があるようです。
基本的にはその地域に住まわれている方の募集です。
ただ、他府県から来たとしてもお断りすることはないはずです。
小山市⇒ http://oyama-syakyo.or.jp/news/volunteer/20150910saigaivbosyuu/
鹿沼市⇒ http://kanuma-shakyo.or.jp/publics/index/1/detail=1/c_id=4/page4=1/type014_4_limit=10/#page1_4_166
災害時に役立つリストを記載しますのでご参考になさってください。東日本大震災で役に立ったリストです。
震災時に役に立った物リスト
1-水 過去の経験から常時2L×6本入りの箱で水の備蓄があり、近所へもお配りして大変喜ばれました。給水までの3日程度と考えれば4,5人家族で3~5箱程度用意したい。
2-ラジオ(電池不要の物・手回しタイプ)。今は車等でもラジオ・TVは見れるが、ガソリンは大事にしたい。今回のような大震災の時はガソリンも灯油も節約必須。
3-ライト・懐中電灯・ろうそく いずれも家族分の数量で各部屋にあり重宝した。ろうそくは仏壇や棚など、懐中電灯はいつも決まった場所に保管。寝室には必須。ライトは仕事柄LEDの高照度タイプで特殊電池は多めに備蓄ありで大変重宝した。
4-ラップ・プチプチシート ラップは水の節約の為食器を包み洗わなくて済むようにした。プチプチシートは窓に張り防寒対策に役立った。これも仕事柄備蓄があり重宝した。
5-ガムテープ とにかく何事にも重宝。シート張り、ダンボール加工等、2,3個は備蓄。
6-レジャーシート 銀色の裏に発泡材の付いたタイプ。この上に座るとほんとうに温かい。寝る時もこの上に布団を敷くといいです。軽くてたためて高齢者には必需品かも。ブルーシートもあればなお良い。
7-車用携帯充電器・AC100V変換機 これらも仕事柄常備してあったので携帯の充電やノートパソコン等の仕様には不自由しなかったです。高いものではないので是非用意。
8-自転車 今回大活躍というかいつも使ってました。空気入れとパンク修理セットは必需品ですよ。パンクはいつも我が家で直します。パンク修理も子供に教えて自分でできるようになっています。以前はどの家にも修理セットあったのですがねー。
9-プロパンガス 都会では無理でしょうけど、我が家はLPG、震災後もリセットですぐにガスコンロが使えたので料理ok。
10-灯油ストーブ 温風ヒーターではありません。各部屋これです。よってストーブの上で料理、ヤカンでお湯等が沸かせて重宝しました。ちなみに灯油式給湯器なので灯油も外に大タンクで備蓄ありでした。
というように、ライフラインでは電気・水道のみがダメ、でも上記の備えのお陰で大変助かりました。
震災当初お裾分けしたお礼にと倍以上の物資が、そしてまたお裾分け・・・というよう用にみんなお互い様なんですねー。
軍手・ゴム手袋・長靴・合羽(ポンチョ)・ビニール紐・カッター・マジック(黒・赤)・トランプや花札(家族団欒用)・台車など。
参考資料『東松島:教育を考える親の会代表 川村氏のデータより』
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http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/964/未曽有の大水害:命を守るためには『自分の家は大丈夫という 思いを捨てる事』
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