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第53回京都大学YMCA聖書研究会 -働くためのモチベーションとは?

今日の夜も京都大学YMCA地塩寮にて聖書研究会が行われました。

今日は私も入れて10名の参加でした。

毎回、聖書研究会では最初に学生同士のコミュニケーションの一環として

毎月お題を出します。今回のお題は「最近知った事」というお題。

色んな発見があったようです。

・「3回生になって実験が始まり、その実験が長いという事もあり、普段あまりしゃべらなかった学生と話す機会ができた」


・「讃美歌を歌っているが、日本語になると歌詞の内容が変えられてしまっているという事」←私の意見として、日本では政教分離からなのか、、神という言葉を省くために抽象的な歌詞になってしまい感情移入が逆にできない、、という問題点がある事を伝えました。

・「塾講師を初めて給料をもらうが住民票を移していなくてその手続きが大変だった」

・「いつもあだ名で呼んでいた友人の本当の名前を最近知った」

・「自炊をするようになって、みりんの重要性に気づいた」 

・「黒人の方と初めて会い、戸惑いがあった」

・「京大の食堂の丼のお得さを知った」

・「この聖研で、新入生の考えを知る機会が与えられた」

まさに大学生の旬な話題ばかりで、とても聞いている側としてはとても楽しい時でした。

さてそんなお題も終わり、本題の聖書研究へ、、、

しかし、発題者が、大学の実験が長引き、急遽参加することができないというハプニング。

すでに発題箇所も教えてもらっていたので、発題者なしで聖研をするという、初めての時となりましたが、それでもとても良い時が与えられました。

聖書箇所は第一コリント9章より

『働くとき、利益を出すという事を最優先として働くか』などがテーマとなりました。

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・「アルバイトは時給・楽さ・距離・仕事場の空気」で決めているという意見が多かったので、

ではなぜ? そういう意見になるのか?

という事を掘り下げてみました。

するとアルバイト自体、会社も使い捨てで使っている面があるという意見もあり、学生もよく考えているなあと思わされました。

・その一方で、楽しさを優先したという学生も。

・また家庭教師・塾講師などの子どもに教えるという事が、充実感があるという意見も。
これは共感という言葉に当てはまるかもしれません。

・一方で、自分のやりたいことを仕事にしたときの難しさもあるという意見。
 仕事にするとやりたいことがあっても切ったり、ギャップに感じる事もあり、現実との違いが大きい時もある。

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聖書の言葉から、学生たちに伝えたことは、「知識の優位性がどんどん先鋭化していくと、弱者は滅びてしまう」という危険性を聖書は訴えている事

「権利があるから自由が与えられると信じ込み、それを武器として人に見せつけていくのが本当の自由でも権利でもない」という事。

そこに知識を得たとしても権利があるとしてもそこに愛がなければ全てが意味がないし、これはキリストが滅びる者のために十字架に掛かった神の愛から考えると、キリスト教の教えとは相反するという事。

是非、京大という最高学府に入っているので、知識を得ていく時には弱きものを思い出してほしい、愛をもっていってほしいと伝えました。


今日は発題者と会えないと思っていましたが、実験から帰って疲れた表情でしたが最後には会う事ができて感謝でした。





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