災害において子どもをどう守るか？

先日、娘が通っているカトリック信愛幼稚園の父母総会で

東日本大震災から3年目を迎え、風化が激しいけれどももう一度、あの震災を忘れないという

園長先生や教員の先生の熱い思いから、私に話をしてほしいと依頼があり、

    
大変僭越ではありましたが、30分お時間をいただき、講演をさせていただきました。


今回は子どもを守る観点から、災害に対する備えや対策、その他、被災地の現状の話をさせていただきました。


そして私が一番伝えたかったポイントは、小さい子どものいる家庭では、当たり前ですが自分の子を中心に目がいきがちですが、

ちょっとひと呼吸をおいて他の子にも目を向けてほしいという事でした。


わが子のお受験や学習塾や習い事への関心、これは大いに結構ですが、

ちょっと視線を変えるとそういうことが経済的に難しい子、発達の障害で苦労している子などがいるのです。

そういう子のためにも関心を少しでも持っていけばこの国の本当の意味での教育の底上げができていく、、私はそう思っています。



帰宅時にある父母の方から声を掛けられ、「自分にできる事を少しでも考えてみたい」とおっしゃってくれる方がおられとても嬉しく思いました。

少しでも今回の講演を通して、父母の方々に何か感じてもらえたことがあれば幸いだと思っています。