今日は釜ヶ崎にある「こどもの里」を訪問した続きのレポートします。
先日のレポートでは西成警察署をクローズアップしてみましたが、
今日は『こども達が行なっている夜回りパトロールについて』クローズアップします。
こどもの里ではすでに夜回りパトロールを20年以上前から行なっています。
なぜ、子どもによる夜回りパトロールを実施しているかというと、
それは路上生活者・ホームレスを襲撃するのがほぼ中高生だから。
中高生は、親や教師などから「ホームレスはゴミ」・「路上生活者は社会的に価値ない者」と一方的な情報に教えられるため、それを信じる事で、ホームレスを汚いものとして信じきり、
それを背景に、
ゴミ掃除と称して、ホームレスを襲撃するそうです。
ホームレスが寝ているダンボールに火をつけたり、エアガンで目や顔を至近距離から打ったり。。。
けれどもその襲撃する中高生も実は、抑圧された中にあるから、そのウップンを自分よりも弱い、社会のゴミと信じるホームレスを襲撃する。。
まさに負の連鎖がここにあると館長の荘保さんは言います。
抑圧された子も
「自由がない」
「選択がない」
「差別が差別を生む」
「色んなチャンスを知る機会がない」
と言います。
私はこの話を聞いて、「教師が??」 と思いましたが、
そう言えば私も、小学生のときなどに教師から「ホームレスはゴミ」だと言っていた事をなんとなく覚えています。
実は一番のキーワードは、教師・教育の現場かもしれません。
教師の性犯罪などが多発する昨今、教師の倫理観が本当に問われているといるように思います。
また一番頑固なのも荘保さんは「教師」だといいます。
それは、こどもの里の夜回りパトロールをドキュメンタリーとした映画「ホームレスと出会う子どもたち」
があるのですが、それを学校に配布しようとすると断固として断る学校・教師もいるそうです。
ちなみに釜ヶ崎の近くにある学校は断固としてこの映画のDVDを拒否しているとのこと。
そこにある思惑は私にわかりませんが、子ども達には多方面での情報が必要だと私は思います。
さて、話を戻すとその襲撃する中高生の姿を見て、荘保さんはまず
「ホームレスの人がなぜホームレスにならざるを得なかったのか?」
「そして現在はどうなのか?」
など、学校では聞けない真実の声を聞いてほしいとの事から始められたそうです。
この夜回りパトロールをしたからといって、すぐにホームレスを支援、ホームレスを減らす事はできないけれど、
人間の根本にある差別意識を減らすことが重要なのでは荘保さんは話す。
こうして色々と話す中で、自分の中にある差別意識についても考えさせられるときが私にも与えられました。
---------英文
Today, I report The Kodomonosato(The children's foundation)that I visited the kodomonosato in Kamagasaki.
Kamagasaki is Japan's largest slum and has the largest day laborer concentration in the country.
30,000 people are estimated to live in every 2,000 meter radius in this area.
I reported about Nisinari police station before.
Today's news is "Yomawari patrol".
"Yomawari patrol" is support activity for the homeless.
This activity that children go around Kamagasaki area and bring Rice balls to the homeless.
It already started twenty-years ago.
Why does the Kodomonosato have this activity?
Because teens assault the homeless.
For example, some teens hit their face and their eyes by air gun.
”These things are negative chain.”, Shoho Kodomonosato director said.
The oppressed children are restrain, and
PR
http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/284/Part_1 こどもの里を訪れて(釜ヶ崎)
COMMENT