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ハロウィンって??

キリスト教徒である人もそうでない人もあまりハロウィンの事を知っている人は少ないかも知れません。

またあるクリスチャンの方は、ハロウィンを毛嫌いしたり、極端な人は悪魔礼拝だ!という人もいます。

でもちょっと待ってほしい。

なんでもそうだと思いますが、切る事は簡単です。

関係を切る事は簡単です。

でもちょっとだけ、なぜそこに関係があったのか?なぜこんな事が今でもあるんだろう?

と、自分の考えに固執せず「なぜ?」という探究心を持ってほしいと思います。

ちなみにハロウィンに関して言えば直接的なキリスト教信仰とは関係がありません。

ここでバッサリ切る人は切るでしょう。

でも私はなぜ??という探究心をいつまでも持って生きたい。

そこで調べてみると、ハロウィンは元々はケルト人の中での祭りでした。

ハロウィンはケルト人の自然崇拝から生まれたお祭り(怨霊信仰のようなもの)でしたが601年にときの法王の

キリスト教の改宗活動をきっかけに自然崇拝からキリスト教文化として変わっていったのです。

よくこういう話をすると、「キリスト教を押し付けた」と切る人もいるでしょう。

でもこれもとても極端な話で、まず「なぜ?」という広い心をもってほしいところです。

601年と言えば、まだ日本は古墳時代の終わり、飛鳥時代の初期です。

当時の日本にはまだ仏教と言うものが広まっていない時代です。

仏教も大陸から伝来した宗教で、元々の日本の宗教ではありません。(日本に広まるのはもっと後の仏教を重んじる蘇我氏が実権を握った後です)

日本人だってそれまでの自然崇拝から仏教へと改宗していったわけですから、あまり極端に切る事はやめましょう。

昔からの文化や宗教が残っているのにはそこには必ず訳があるはずです。

良い部分があるからこそ残るわけだし、熱心な信仰者がいたのは事実だと思います。

ともあれハロウィンはその後、カトリックでは諸聖人の祝日の前日に行われる祭りとなっていきます。

近年、日本でもハロウィン関連の商品が店頭に並ぶようになりました。

でもその商品を買っていく方にハロウィンにどんな背景があったのか知らないままに購入する人がほとんどではないでしょうか。

ハロウィンはキリスト教文化の中へと入っていったと言えるのですから、

またそこには必ず宣教師や信仰の厚い方がいたのは確かな事ですので、

ただ商品としてならぶハロウィンではなく、知らない人にはちゃんとキリスト教の信仰を伝えていく必要が教会にはあるのではないかと思うのです。


という事で教会ブログの背景をハロウィンにして見ました!というのもあるのですが、この赤ちゃんの絵が可愛いのでアップしてみたというのもあります(笑)

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