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京都・花園キリスト教会

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児童虐待が27年連続増加:子ども居場所の研修会

昨夜は、【京都市子ども若者はぐくみ局こども若者未来部子ども家庭支援課】が主催する「京都市こどもの居場所づくり」の研修会に出席しました。

今回が2回目となり、同じように京都市内で「子ども食堂」や「こどもの居場所」を開設している各団体さんや関心を持たれた方やこれから支援を進めて行こうという方々が集まりました。


それぞれの活動を知る事ができとても有意義な時間でした。

花園ジョイフル子ども会がNPO法人NCMジャパン京都事務所と協働で行っている「こどもの居場所支援」ですが、今年で5年を迎えました。

段々と活動は広がっておりますが、

現在の大きな課題は
・「中学生」・「高校生」の居場所とはどういうものか?

点です。子ども達の成長は著しくまた心境の変化もどんどん進んでいきます。

私の時代はインターネットがなかった時代ですから、目まぐるしく情報が飛び交う現代において「中学生」・「高校生」への対応が正直わからないというのが心境です。


そういう部分についても今回共有させていただき、どの団体さんもご苦労されながらも色々と試行錯誤されている姿を知る事ができました。


なかなか決定的な解決策は見いだせていませんが今後の課題として持ち続けて行きたいと思います。



また講師の先生より今年度のこどもの貧困・虐待などの集計を教えていただきました。


児童虐待は27年連続増加しています。



その中で著しかったのが【心理的虐待】です。写真を見ていただく通り、50%も増加しています。

この【心理的虐待】とはどういうものかというと、

例えば:夫婦喧嘩を子どもが目撃し心的ストレスをうける等です。

ここで重要なのはこの【心理的虐待】を認知するのは『警察』であるという事。

つまり、警察が踏み込むくらいの夫婦喧嘩が増加しているのです。

ですから警察沙汰にならないこどもへの心理的虐待はこれ以上ですから大変な問題です。

「私たち大人が子どもだった時の経験が生かせない世の中になっており、そのような中でどう子どもを支援していくのか?」

大変な模索と共に、これは多くの方々が共有、考えて行かなくてはならない事でもあります。





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