クリスマスのチラシについてお知らせする前にひとつエピソード。
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子ども会ができて4カ月が経ちますが、たくさんの子ども達が登録してくれました。
しかしそんな中で一方で、子ども会に登録できない子もいます。
どうしてもここは教会なので、様々な親御さんの想いもあるのでしょう。
登録への理解が難しい家庭もあります。
それはしょうがないことなのかもしれません
私たちの子ども会も共済会や安全上、登録には親御さんの承諾書が必要なのです。
ですからある子どもにとっては、こどもが親御さんを説得しないといけない状況も多々出てきます。
そんな中で子どもはめっちゃ来たい!!けれど、、、と、
何度も申込書をお家に持って帰ったけれど、ずっと提出できない子は、
いつしか私の顔を見ると黙って避けて走って逃げちゃったり、
教会の前を思いっきりダッシュするという
行動をとるようになります。
そんな子どもながらに苦悩する姿を見ると、こちらもとても申し訳ない・でもどうする事もできないそんな気持ちになってしまいます。
そんな私を避けていた子が、ちょっと前にひょこっとやってきました。
久しぶりの事で私もうれしかったので、私はその日は申込書の事を言わず、大いに遊ばせました。
そして次の日、またその子が遊びにやってきたので、子どもと真剣に話してみました。
子どもも色んな事を話してくれて、そこからその子にとっての苦悩も知る事ができました。
私も悩みましたが
「君の事を信じるから、いつの日か申込書を必ずもらってきてね」
と決断し、指切りげんまんをして、特別に遊んでいい許可をだしました。
次の日、、、これで遊べるだろうと思い、待っていたのですが
その子は突然来なくなりました。
次の日も
そして次の日も。
「どうしたんだろう?」
「なにかあったのかな〜」
「勝手に許可してしまったことがいけなかったんだろうか」
と考えが、私の頭をよぎりました。
それからしばらくして先ほど、
その子どもが私の妻に
「今度申し込み書もっていくね!『お母さんが自分で決めなさい!』と言ってくれたんだ」
と満面の笑み・ニコニコ顔で話してくれたというのです。
なんと喜びの出来事でしょうか!
私にとってもこんな嬉しい事はありません。
本当に、これはその子の努力だと思いました。
その子が信じて道を開こうとしたところに道は開いたのです。
この経験は今後、この子にとっての絶対に大きな糧になると思います。
そして、受け入れてくれた!信じてくれた!という想いもあったのだと思います。
また私も喜びと同時に決断してよかったと思わされました。
大人も子どもを信じ、しっかりと責任をもってあげ・決断する勇気を持つとき、子どももそれに答えようとしてくれる。
まさにこれが大人と子どもの信頼関係。
是非とも、あなたも自分の子ども、困っている子ども、苦しんでいる子がいたら寄り添い
「信じているよ」
と、ひと言声をかけてください。
そこから難しい道も解決の道が与えらえれていくのです。どんなに時間がかかったとしても。
今回も子どもからとても大切な事を学ばされました。
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さて、今年もクリスマスは教会で!
チラシが出来上がりました。
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●12月20日(日)10:30~ クリスマス礼拝
12:30~ クリスマス祝会
サンタさんが来る? ビンゴゲーム、マジック、劇。
どなたでもお気軽にご来会ください!
●12月24日(木)聖夜
pm6:30~ クリスマスキャンドルサービス
pm7:45~ キャロリング
ロウソク片手にクリスマスソングを歌い、
街の人々の届けます! 素敵な聖夜を過ごしませんか♪
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ちなみに、子ども会クリスマスはシークレットプログラムで会員制なのでこのチラシには載っていません。
定例会にしっかり来ている子たちのみがその晩餐会チケットを手に入れる事ができるようになっています。
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http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/1024/『信じる事の大切さを知らされたエピソード』とクリスマスのチラシのお知らせ
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