花園教会水族館では、当館で様々な事情で★になってしまった魚は、
その命を粗末にしないように調理し、感謝して命を頂いています。
さて、今回の魚は「バカリウスヤレリー」
インドでは悪魔の化身とも呼ばれている魚。英名は「The Devil Catfish」
大きくなると2mにもなります。
当館では70㎝ほどの個体が残念ながら★になってしまいました。
この大きさになるとまな板に収まりません。
さてさて試行錯誤しながら三枚におろします。
なんと頭を切り落とすと、魚の身が「黄色」!!
こんな色、見たことがありません。
ちなみに歯はこんな感じです。鋭いですね。人間も現地では襲われたというくらい恐れられている魚のようです。
三枚におろすとこんな感じ。
ここまで身が黄色だとは!?
バカリウスヤレリーの身は筋肉質なところもあり、から揚げにするためには3度揚げしないといけないほどです。
しかも身が厚いので細かくしないとなかなか揚がりませんでした
揚げても身の黄色は、全く変わりません。
これだけ見ると、カボチャを揚げているように見えます。
実際にこれを初めて見て子も
「かぼちゃ??」
と質問してきました。
こんな感じで揚がりました。
さてお味は!?
魚の特徴である淡白さもなければ、身が厚いわりには歯ごたえもなかったです。
悪く言うとちょっと腐りかけたゼリーのような味。
今までで一番おいしくない魚でした。ちなみに一番美味しい魚はスネークヘッドです。
ただ、香辛料を工夫すればそれなりに食べる事のできる魚です。
うちでも生姜を使った料理に入れたところ、それなりに美味しくなりました。
唐揚げ本体では美味しくありません。
実際、現地ではスパイスをふんだんに使った料理としてふるまわれているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=RNl2Cm22MMY
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現地の映像はこちら
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http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/1746/食レポ:バカリウスヤレリー
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