今日の定例会では、10年前の東日本大震災について話をしました。
学校でもほとんど震災については触れる機会がない子ども達。
津波が起こった映像をみんなで見ました。
毎年必ず何度も、津波の為の訓練をしていた東北地方。
どれだけ津波が怖い物なのか?
そして、NPO法人NCMジャパンの活動についても説明しました。
なぜ震災支援を行う事なったのか?
そこには阪神淡路大震災の出来事がきっかけだった事。
私の祖母も被災しました。
電車が通ったと言っても、ビルが横倒しになり、まだまだ爪痕が激しい状を目の当たりに。
そこで感じたのは
「ごめんなさい。ごめんなさい」という想いでした。
当時中学生。何もできない自分の存在をしって、大きな失望と空しさを感じたのを覚えています。
あれから15年。2011年3月11日、東日本大震災が発生。
あの時の「空しさ」を思い出し、今なら自分にできる事があるはず
と、震災支援へと進んでいったのです。
6~7年ほどの活動で全国・世界から5000名以上のボランティアを受け入れ、活動を行い、とある町から、子ども達の学習支援を一手に依頼され、現地の方を雇用して活動を行っていました。
ですから、子ども達には
「今、できなくていい。でも君たちができる事が必ず出てくる。だからこそこの映像をしっかり見ておきなさい。」
と伝えました。
子ども達は真剣に映像をみていました。
定例会後、数人の子ども達から震災の様子・支援活動について質問を受けました。
これから、災害は増えていくでしょう。
でも、「希望はある」と確信できる定例会となりました。PR
http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/1743/震災から10年を受け継いでいく
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