この2日間、国立環境研究所所属でヒアリ研究の第一人者でアニメ:「けものフレンズ2」などでも生き物生態の監修をされている坂本洋典先生が花園教会にて講演してくださいました。
坂本先生は篠澤牧師と20年来の友人。
ボランティアさんと一緒に!
ちなみに脱力タイムズなどに出演されている五箇先生は直属の上司との事。
土曜日はNPO法人NCMジャパン・花園ジョイフル子ども会・花園教会水族館主催の
【すごいぜ!昆虫博士のお話し会】。
こども:33名、大人30名という大変盛況な講演会となりました!
とても印象的だったのは
今の日本における外来種=悪 という構図に対して坂本先生は
・「わたしたちの食事の中で多くの外来種を食べています」という事で
【トマト・ジャガイモなども外来種。これらを私たちは悪と言って食べないでしょうか?】
確かに、その通り。ユニークかつわかりやすく、そしてするどい質問に子ども達に納得。
そして日本発の侵略的外来種として「ワカメ」を紹介。
私たちにとっては「お味噌汁」で大変お世話なっています。
じゃあ、この日本で親しまれたワカメを悪と言えるだろうか?
私たちがすべきはその土地・土地における生態を知って、広がってはいけない環境においてはそれをしっかり守っていく事だという事。
子ども達にとっても強烈なメッセージになったのではないでしょうか?
最後に、けものフレンズから派生したニコ生「どうぶつ図鑑」より、今回学んだどうぶつを図鑑にしていこう!という企画も行われました。
みんなの参考にした「カミツキガメ」図鑑
そして、花園教会水族館推薦図書である「侵略!外来いきもの図鑑」リーフレットも配布され、
講演横のスペースでは、この本に出てくる外来種(本物)などを展示しました。
子ども達もリアリティを感じていたようです。
最後には坂本先生が子ども達にプレゼントされたアリに関する絵本のサイン会も行われました。
絵本を通して動物・特にアリに対する生態を多くの子ども達に届けたい!という活動を坂本先生はされており、その活動の募金も行われました!
ちなみにこの活動に熱心に協力している方は北海道のキリスト教会の牧師先生との事。
びつくりです!
続く。
PR
http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/1569/すごいぜ!坂本先生講座:その①<外来種ってワルモノなの?篇>
COMMENT