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「支援活動【被災地・国際協力】」記事一覧

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一年半続いた平日ボランティアが今週で終了!!

今週でJNCMが主催する平日ボランティアが終了する。

この平日ボランティアは、昨年の5月のGWから始まった被災地災害支援プロジェクトだ。

震災直後は多くのボランティアが被災地で活動していたが、

GW後は平日のボランティアが減るという状況と情報をキャッチしたため、

JNCMでは平日一週間を1クールとして平日ボランティアを募ったのがきっかけ。


あれから一年半が過ぎた。


私も被災地入りが覚えているだけで70回以上だが、ほんとによく続いたと思う。


これは多くの方の祈りと支援の結果だと思う。

ボランティア人数は250名を超え、文字通り北は北海道、南は沖縄までボランティアが参加。


この平日ボランティアは本当に被災地にとって必要な事だったと思う。

しかし、震災から一年半、災害から復興へと支援は変わっていき、支援方法も変わってきた。


そして今被災地が直面している問題は、

【風化】 だ!


これは最大の問題であり、復興に大きく影響する問題だ。


ナザレン国際援助委員会としてこれに対応すべく、支援方法を変えて行かなくてはならないという事となり

次のステップへとシフトしていく事となりました。


そのため、平日ボランティアを終了し、これから次の世代に明日の日本を担ってもらう為にもスタディーツアー・復興支援商品の販売、被災地情報を伝えるパネル写真展などにプログラムをシフトしていきます。

どうぞこれからも被災地の為に、お祈りください。


まずは被災地のことを覚え、風化を止めることが私たちの最大の今やるべきことなのですから。





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東北ブリッジの記事がキリスト新聞に!

昨日、聖書研究会に行きましたが、その際、東北ブリッジの代表を務める中島君から、

「キリスト新聞に東北ブリッジの記事が載りました!」

と、報告を受け実際に新聞を見たところ、

嬉しい事に、新聞に対して、記事のスペースを大きく取っていただいていました。


記者の方に感謝しつつ、花園教会と私の名前まで載せていただき恐縮です。


手に取るまで全然そんな取材、記事が出るなんてことをまったく知らなかったので、不意打ちでしたが、

良い不意打ちでした(笑 


こんな不意打ちが続けばいいのにな~つくづく&しみじみ


少しでも多方面で協力関係が築かれ、被災地への風化の防止になりますように!

実際の記事
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ちなみに福島の現状についてこんな情報がありましたので是非お読みください。

⇒ http://89wonderful.blog71.fc2.com/blog-entry-185.html




瓦礫問題が根本から覆される!?瓦礫約98%をリサイクルする東松島スタイル

昨日、東北ブリッジの冊子が完成した事を報告するため、宮城県東松島阿部市長を表敬訪問しました。

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市長も大変喜んでくださり、私達としても本当に感慨深いものがありました。

私は市長と面会させていただくのは3回目で、阿部市長も私の事を覚えて下さっていました。

本当に感謝です。

表敬訪問だったのですが、蓋を開ければ40分も市長とお話しさせていただきました。

市長の人の言葉に耳を傾ける姿勢・人柄がにじみ出ているな~と思わされます。

さてそんな中で、市長と瓦礫処理についての話となりました。

今、日本においては、被災地の瓦礫を他の自治体で焼却処分してもらう事に対して賛成・反対が対立し、大変な問題となっています。

そんな中で、実はこの東松島、

157年分の瓦礫が今回の津波で発生しましたが、

一切、東松島で出た瓦礫は他の自治体に移送・輸送はされていませんし、焼却処分を依頼していません

なんと東松島の157年分の瓦礫の

98.4%は、すべてリサイクルされているのです!!

残りの1.6%の木材などを焼却処分しており、すべて東松島内で処理しているのです。

水面下で、国土交通省もこの驚愕な瓦礫処理に調査チームを派遣したとの事で、私はこれから東松島は瓦礫処理で大きく注目されると思います。

私はこれを【瓦礫処理・東松島スタイルと呼びたいと思います。

この【瓦礫処理・東松島スタイル】を他の自治体が実践すれば、今の瓦礫問題・他の自治体へ瓦礫処理をお願いする事もなくなるとの事です。

ただNHKもこの事を嗅ぎ付け取材しているとの事ですが、

これが放送されたら、

他の自治体の今の瓦礫処理がまさに否定・政府の今のやり方が完全に否定され、非難される恐れが大きいと言う事で、まだ放送されていないようです


東松島の阿部市長は言います。

瓦礫処理は分別であると。

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2003年 阿部市長が市議会の議長だった時、7月26日に宮城県北部(鳴瀬町、矢本町、河南町周辺)を震源として最大震度6弱を超える地震が1日の内に3回発生しました。

このとき、死者は出なかったものの、多くの家が倒壊。

その際に、多くの瓦礫が発生し、その処理に大変苦労したそうです。

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その事を踏まえて阿部市長は、これから起こるであろう地震に備えて、最終処分場を購入し、事態に備えていたそうです。

この処分場には2つのタイプがあります。

それは自衛隊車両などの緊急車両が通る・道を作る際にでる緊急的な瓦礫を保管する処理場。

そしてもう一つは、それ以外の瓦礫を保管する処理場です。


このように2つにわけるのは、緊急的な瓦礫は、重機やトラックが必要な処分場で、

もうひとつは、土嚢などに入れられた震災瓦礫を人の手によって分別するための処分場とに分けるためです。


この2つの処分場ができる事によって、効率よく瓦礫を分別できるとの事でした。


そしてなんと、この分別によって、金属類は売れ、8億円以上の収益がでて、それは復興の資金として使われるのです。

またこの瓦礫の分別に新規で1200人(全体で1500名)が雇用されています。

瓦礫の処理が雇用を生んでいるのです。

そしてその1200名の中のうち100名は70歳以上の方々だといいます。


そこで働く方のモチベーションはとても高く、自分たちの活動が復興へと繋がっている事に誇りを持たれているのです。


東松島は人の手で瓦礫処理を行い、他の自治体は、重機とトラックで瓦礫処理を行っているのです。

ここに大きな違いがあると思うのです。


これは他の自治体に住む、、私なら京都ですが、、京都もこの「東松島スタイル」に学び、これから来る災害に向けて取り組む必要があるように思います。



復興は分別にあり!! 


河北新報に東松島の分別の記事がある事を教えていただきました。

こちら⇒ http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1101/20120725_02.htm


この事を是非全国に広げていきたい、そうすれば、今の瓦礫問題も解決に向けて大きく前進するのではないでしょうか。

私はそう思いますし、そう願っています。

被災地支援が原因で、賛成派・反対派で争う姿はこれ以上見たくありません。


被災地の復興がよりよくなされますように!




関西の学生達が作った東北支援情報誌:東北ブリッジを無事、東松島阿部市長に手渡しました。

ありがとうございました!

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東北ブリッジの記事はこちら⇒ http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/574/

         動画はこちら⇒  
http://kyotohana.blog.shinobi.jp/Entry/575/


追伸:
多くの反響をいただき、他の被災地でも分別は勿論行っているとの意見も頂きました。
それに対して、コメントさせていただきます。

また京都大学原子炉実験所の小出先生からもご意見をいただきましたので掲載いたします。

------------

この事を色んなところで共有し、自分のところもそうなのか?検証していただければよいと私は考えています。
自分のところでもすでにやっているのであれば、ではなぜ9割近くのリサイクルを達成できていないのかを検証し、東松島と共有すればよいと考えています。

一番の問題は瓦礫処理を被災地間で共有できていないことです。市長もそこを語られておりました。
 
同じようなリサイクルをしていてもその仕組みに違いがあり達成できていない事もありうると思いますし、これがきっかけでシステムを共有し、瓦礫の有効化を図っていってくれればいいと思っています。


京都大学原子炉実験所:小出助教の見解
----------------
「分別」はもちろんやらなければいけません。

その上で、燃えるごみは燃やしてコンパクトな灰にして管理すべきだと思います。

その時に重要なことは、普通の焼却施設で燃やしてはいけないことできた焼却灰は必ず専用の処分場で管理することの2点です。
 
少しでも早く瓦礫が片付き、人々、特に子どもたちの被曝が少なくなることだけ、私は願います。

小出裕章


宇治の災害ボランティアに参加してきました

8月14日に起こった、京都・宇治の大水害は災害ボランティアを受け付けるほどに大規模な被害をもたらしました。

私は14日は原子炉実験所の小出助教との会談でしたが、その日は多くの電車が運休し、大変困り果てたのを思い出します。

今回の水害で2名の方がお亡くなりになり、宇治には浸水した地域も多いとマスコミの情報で知らされ、

昨年は東北のボランティアで同じ近畿であるにも拘らず、和歌山のボランティアに行く事が出来なかったため、

もし今度近畿で被害が出て、ボランティアを募集する事になったとすれば必ず行こうと思っていました。

これはあまり嬉しい事ではありませんが、もう日本全国どこでも被災地になり得るという事をしっかり受け止める
大切なモチベーションだと私は考えています。


さて、私は宇治での水害と聞き、低地だからこそ、そこに川の氾濫が起こり、浸水したと思っていました。


しかし、いざ現場へ出かけていくと、全く違う状況がそこには広がっていました。

●現地は、宇治川からかなりの高台に位置している。

●そこに2メートル幅の小さな小川が流れている。

●そしてその小川周辺一帯が、浸水被害を大きく受けている

というものでした。

つまり、この宇治川へと合流する数箇所の小川に集中的にゲリラ豪雨が起き、その小川が氾濫し、その水がうねりとなってその周辺の家を飲み込んでいったのです。

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こんな小川が大きな水害を生んだんです。

治水工事がなされているにも拘らず。。


それは車一台が丸ごと覆い尽くされるほどの高さまでになったのです。

私は色んな災害を見てきたつもりですが、今回のこのような異様な現場は初めてでした。


今日、派遣された場所は85歳・1人暮らしのおばあちゃんの家での泥だしでした。


高齢者・1人暮らしで災害に合うと本当に大変です。


泥だしもできないし、まさに被害にあった状況を見ることしかできません。

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家の庭には5cm以上の泥が、、、こんな作業・ボランティアでなければできません。。
これを放って置くと、粉塵となり、肺に入って高齢者の方は肺炎になってしまいます。

粉塵で肺炎となり亡くなった東北の被災者の方も多くおられます。


これはまさにほっとくと2次・3次災害を招くと私は思います。

なにせ復旧作業ができないのですから。


この2日間、室外機が浸水してしまい、冷房がつかず我慢しているとおばあちゃんは私に話してくれました。

「実は、冷房がないとあなたは死んじゃいますよ」 と医者から言われているということで、まさに熱中症になってしまう恐れがありました。

私はこのお宅を担当とされている民生委員の方とお話をし、電気屋にすぐに来ていただく様、お願いし、

電気屋に来ていただき、ひとつだけ応急で冷房を直していただきました。


京都の暑さは本当に半端な暑さではありません。

そんな中でこの水害。。。


私は、プライオリティー的に、高齢者・1人住まいの方を優先して、聞き取り調査及び、ボランティアが入る事が重要だと今回の件で思わされました。


まだまだ宇治のボランティアは必要です。


宇治の災害ボランティアセンターのHPを見ると、 他府県の方は受け入れていないとなっていますが、

他府県でもボランティアにきた人を受け入れない事はないので、来ようと思っている人は是非宇治のボランティアセンターに行ってください!

高齢者の方々のニーズが多く、実は急務です!


またボランティアをされている方にお願い!!

周りのおうちなどにも声を掛けていただき、大丈夫かどうか聞いてみてください。

私も今回、近所の方にお声を掛けたら、ボランティアを受け入れたいが方法がわからないと言われていた方も多くいました。

是非とも宇治ボランティアセンターの事を伝えて下さい!!

また重要なのは、

被災者の方の声が一番大きいという事。

【ボランティアの方にどこまでお願いできるのか?】

という事を被災者の方に良く聞かれます。

私はいつも

「とりあえず、何でもいいからボランティアセンターに要請して下さい」

と伝えます。

ボランティアのニーズは被災者の声によって変わります。

とりあえず、被災者の方は声をあげるべきです!


言わなかったら、問題にならず、、それだけ貴重な情報が失われるのです。


被災者の方が、声を上げれば、その事を踏まえてボランティアセンターも検討していくでしょうし、色々と問題・解決が出来ていく事でしょう。


新たな問題は逆に今後の災害に備えにもなるのです。


東日本大震災の際のボランティアニーズは、

①家の瓦礫撤去 ⇒ ②家の畳上げ、洗浄 ⇒ ③庭等の泥だし ⇒ ④床下の泥だし ⇒ ⑤家の周りの側溝の泥だし でした。



潜在的ニーズを本当のニーズに変えましょう!!



 
今回の詳しい写真はこちら ⇒ http://goo.gl/QxJi9

来週からは東北でのボランティアがあるので、再来週も宇治VCでボランティアを募集していたら、また行こうと思います。


その際は、また募集をかけます! どうぞご協力よろしくお願いします!!


 


 

急募!!宇治での泥だしボランティア募集!

【京都府内に在住、在勤、在学の方限定】

大変急ですが、今回の大水害による災害ボランティアを宇治で募集するとの事ですが、花園教会でもボランティアを募りたいと思います。

という事で明日17日に行ける方を募集中!車には4名まで乗れます。

ボランティアに行きたい方は syukyokaikaku@hotmail.com まで

今回は個人的に行くので交通費援助等は一切ありません。ご了承下さい。

来週は、主任牧師が東北の被災地へ行きますのでお休みします。

再来週もボランティアを受付していたら再来週も決行する予定。


明日は花園教会から8時に出発します。

服装は「雨具、ゴム手袋、マスク、長靴等」です。



宇治災害ボランティアセンター http://www.uji-saigai-v.net/  





ゴミ山周辺暮らす女性&子ども達の支援再開しました♪

花園教会ではフィリピンで活動されているNGOソルトと連携しています。

NGOソルト HPはこちら

ソルトは、スモーキーマウンテンと呼ばれるゴミ山周辺に住む貧困層の女性たち&子ども支援を行っており、

私達もそれに少しでも力になれないだろうかと思い、協力してきました。


その協力のひとつが、NGOソルトから出されているフェアトレード商品の委託販売です。


震災後、主任牧師が東北支援に力を入れるに当たり、お休みをいただいておりましたが、

このほど、再開する事ができました!


商品は、これまでは

・フィリピンの女性たちが丹精込めて編んだ刺繍が縫ってあるタオル

が主な販売でしたが、

このたび、こんな素敵なバッグを販売しようと思っています。
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そして聖書カバー(新共同訳でも新改訳でも両方でもOK!)や讃美歌21のカバーです。

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ちなみにこのデザインには主任牧師も監修として参加しています。


どうぞ皆さん買ってください♪


これらの収益金はすべてNGOソルトを通して、貧困で苦しむ女性たちや子ども達の為にあてられます。



被災地より無事帰ってまいりました!

今週一週間も、宮城県・東松島市にボランティアの責任者として行ってまいりました。

無事に帰ってきました。


やっぱり東北は涼しい!!


てか京都は暑すぎる!!死んでしまいます。。

9月の平日ボランティアも募集していますので是非ともこの機会にどうぞ!!

写真はこちら

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.387187628003372.95176.100001364153833&type=3&l=fed26ae048

動画はこちらから

http://youtu.be/RSfhTrd7c1k






花園教会ってどんなとこ?

主日礼拝:毎週日曜日
10:30~12:00




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礼拝メッセージ集はこちら

絶望のあるところには希望を

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